冠動脈は心臓の表面にあります。
その冠動脈は血液を送り心臓そのものを養っている血管です。
様子を見るためにエコーやCTスキャンで検査しました。
くわしい検査はカテーテルを手首から挿入してやりました。
冠動脈の血管に造影剤をいれます。
少し胸が熱くなりましたが、検査はさほど時間はかかりませんでした。
割と気持ちがいいので意外な感じでした。
検査の結果は
心臓の表面にある2本ある冠動脈の1本は完全に詰まっていて
2本目は途中で二股になっているんですがその分かれ目のところが詰まっていて
わずかに血液が流れているというような状態でした。
そして長時間かかって詰まってきたらしく
自然に細い血管がたくさんできてバイパスになって
心臓を何んとか養ってくれていました。
今まで何回となく発作が起きていたけど
命取りにはならなかったのは幸運でした。
カテーテルで詰まっているところにステントという
血管を広げる器具を入れる治療をするつもりでいましたが、
貧血がひどくて治療できませんでした。
治療に備えて血液を流れやすくする薬や、
血管を広げる薬を日夜取り入れていましたので
出血しやすくなったのでしょう。
今度は出血しているところを探すために、
胃カメラと大腸の検査をカメラを入れて検査しました。
結局は大腸に大きなポリープが4つ見つかり切除しました。
自律神経が関係する胸苦しさの原因はいろいろな病気にあるので
迷っていましたが一応今回の狭心症が原因でした。
リスクの高いところに血液が詰まっているので
こちらの希望を医師に伝えて、暫く薬で様子を見ることになりました。
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