2017年01月09日

教育費のかけ過ぎで入学金も老後資金も足りない「無計画貧乏」

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教育費のかけ過ぎで入学金も老後資金も足りない「無計画貧乏」 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161215-00000001-nikkeisty-bus_all

 「大学に入学するときに払う100万円ぐらい夫のボーナスが入ればなんとかなると思っていたんです」。

こう話すのは、大学進学を控えた高校3年生の息子がいるパート主婦のRさん(51)。

ボーナスと貯蓄を合わせれば初年度納入金の前期分くらいは払えると思っていたし、その後の学費や生活は、奨学金に頼れば何とかなると思っていたそうです。

 春に公立高校で奨学金の説明会があり、私立大学に入学するときは入学金のほか、前期分の授業料や設備費、教科書代などで100万円以上必要になることや、奨学金の仕組みや利用の仕方についての説明を受けました。

 奨学金の申し込みを済ませ安心していましたが、息子がAO入試を受けることになり、受験時期が早まったため冬のボーナス前に前期の納入金を支払わなくてはいけなくなったのです。

 「貯蓄から約50万円、冬のボーナスから約50万円。

これで100万円ぐらいの学費の支払いは大丈夫だと思っていたのですが、どう工面したらよいでしょうか?」 Rさんのご家庭は、会社員のご主人(55)の収入が手取り約30万円、奥さんもパートで約5万円の収入があります。

3人暮らしなのでそれなりに貯蓄もできそうですが、家計表を見ると収入はすべて使い切っています。

現在の貯蓄は80万円ほどと、ご主人が会社で積み立てている財形年金貯蓄のみです。

 貯蓄ができない理由はすぐにわかりました。

塾代が毎月6万円弱もかかっています。

「受験のため塾や夏冬の講習会にお金がかかりましたが仕方がないです」とRさん。

「高等学校等就学支援金」が支給され、授業料は無料になっているのに、その恩恵を全く感じられない金額を塾に費やしていました。

 「受験が終わると塾代がなくなるので楽になる」とRさんは言いますが、それは間違いです。

これから4年間、子どもの大学の学費を払い続けるのです。

 いまから少しでも、そのためのお金をつくっていかなくてはいけません。

しかし、Rさんは学費について「奨学金を毎月10万円ほど借りて、それでも足りない分は子どもがバイトしたり、私たちが出したりすれば大丈夫です」と簡単に話します。

 しかし、それでいいはずはありません。

4年間で貸与される奨学金の額は合計480万円。

相談時の利息は約0.5%だったので、返済総額は505万円を超えます。

息子は20年間にわたって毎月約2万円を返済し続けなくてはいけません。

 契約者は子どもです。

もし、卒業後就職できなかったら? 体を壊してしまったら? フリーターのような非正規職員になったら? 心配なことが多々あります。

 子どもが返済できなければ親に請求がくるでしょう。

借入額が大きすぎて、私はお勧めできませんでした。

さらに、Rさんご夫婦はもう50代なのに貯蓄がほぼないのです。

ご主人の財形年金貯蓄だけでは老後生活のプランにも不安を感じます。

 「お子さんの将来のことはわかりませんから、借りすぎは禁物です。

老後資金も心配ですから、家計を見直しつつ、学費の工面と老後資金づくりをしていきましょう」と提案しました。

 家計改善の前に、まず、不足する大学入学手続きのお金をどうするか。

結果的には、国の教育ローンに50万円の借り入れを申し込みました。

金利は2%ほど。

審査結果が出るには2週間ほどかかるため、合格発表後の申し込みでは遅すぎます。

返済計画を立て、試験前に申し込みました。

 返済額は利息や保証金も含めて毎月1万1000円です。

卒業時に返済が終わるように返済期間を4年間としたので利息は総額約2万円、保証金は1万円弱です。

少々もったいないのですが、いたしかたありません。

 ご主人の財形年金貯蓄は解約しませんでした。

財形年金貯蓄は利息に20.315%の税金がかからず、積み立てたお金は60歳を過ぎると5年以上20年以内の期間で、年金形式で受け取ることができます。

ご主人が年金の上乗せにと、長年コツコツと積み立ててきたというので、これをなくしてしまうのは問題だと思ったからです。

 極端に削れる支出はありませんでしたが、まだ格安スマホを導入していなかったので変更しました。

日用品代やお酒代を減らして何とか2万円支出を減らし、いずれ不要になる塾代の分については今後の学費の積み立てに4万円、ローン返済に1万1000円充てることにしました。

息子さんの小遣いは「アルバイトをするというのでいらない」ということで、なくしました。

 支出は3万2000円削減でき、余剰金1000円と合わせ、毎月3万3000円を貯蓄できるようになりました。

ご夫婦はもう50代ですから、ボーナスはできるだけ貯蓄に回すことにしました。

年間80万〜90万円ほど支給されるそうですから、そこから60万円ほどを蓄えると、60歳までにあと350万円ほど貯蓄を増やせます。

 教育費にお金を使い、なかなか貯蓄ができず、肝心な進学費用が出せないご家庭や、定年も近いのに教育費にお金をかけすぎて老後資金がつくれていないご家庭が最近増えているように感じます。

 「気が付いたときにはすでにとき遅し」という場合が多いのでしょうが、将来に向け我が家は教育費をかけすぎていないか、今後いくら必要になるかを考えてほしいものです。

 いま、奨学金を利用する学生は40%以上となり、およそ2人に1人は利用しているといわれます。

「利息あり」の貸与の場合、月の貸付額は3万〜12万円の幅で選べます。

低金利のため負担は小さいように感じますが、大学卒業時に背負う借金額としては大きなものになります。

 利用は可能な限り必要最小限にして、社会人のスタート時はできるだけ身軽な状態にしてあげたいものです。

子どものお金と、自分たちの老後のお金、バランスを見ながら、どちらも困らないようにためていけるのがベストです。

「もうかる家計のつくり方」は隔週水曜更新です。

次回は12月28日付の予定です。

横山光昭(よこやま・みつあき) マイエフピー代表取締役。

家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー。

お金の使い方そのものを改善する独自のプログラムで、これまで1万人以上の赤字家計を再生。

書籍・雑誌の執筆や講演も多く手掛け、「年収200万円からの貯金生活宣言」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)をはじめとする著書は累計180万部。

近著は「『老後貧乏』はイヤ!」(日本経済新聞出版社)。


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posted by gorimi at 16:41 | 隠れ貧困 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中流以上の家庭で「隠れ貧困」に陥ってしまう人の特徴

中流以上の家庭で「隠れ貧困」に陥ってしまう人の特徴 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161016-01198329-sspa-soci

 特に贅沢をしていないのに貯蓄ができていなかったり、財布の中がいつの間にか空になっているなど、昨今「隠れ貧困」と呼ばれる人々が増えているという。

一見裕福そうにみえる家庭なのに、なぜ貧困に陥るのか? 急増中の「隠れ貧困」の確信に迫った。

◆「隠れ貧困」増加の原因は手取り収入の減少 なぜ、中流以上の家庭で「隠れ貧困」が増えているのか? その理由として経済ジャーナリストの荻原博子氏が指摘するのが、手取り収入の減少だ。

「額面は同じでも、税金が上がり、控除は減らされ、手元に残るお金自体は減っています」 ならば生活水準を下げるのが必然だが、そこで障壁となるのが人生の3大出費と言われる「住宅費・教育費・老後資金」だ。

「特に就職氷河期などを経験した40歳前後の場合、ネックになるのが教育費です。

競争社会で生き抜くには学歴が必要だという強迫観念があり、自分の子供への教育費は削らない。

こうしたジレンマに悩まされ、結果、隠れ貧困に陥ってしまう人が多いんです」(荻原氏) また、精神科医の春日武彦氏は「隠れ貧困の人に多いのが、『その気になればいつでも無駄遣いをやめられる』と思っていること」と指摘する。

「このように高をくくった態度は、アルコール依存症に似ています。

隠れ貧困とはある意味で“無駄遣い依存症”とでも呼ぶべき病理。

浪費そのものに人生の充実感や意味を見いだし、心の隙間も埋めているのだと思います。

したがって、普段から不満や不全感を抱き、勝ち負けにも敏感で、しかしそれを自分で認めようとはせずに外見ばかりを繕いがちな人が隠れ貧困に陥りやすいと思われます」◆判定チェックリストで10点以下は「隠れ貧困」予備軍! いまや誰もが当てはまる可能性がある「隠れ貧困」。

下記に荻原氏が作成した「隠れ貧困」判定チェックリストがあるので診断してほしい。

荻原氏は「このチェックで7点以下だった場合、隠れ貧困の可能性あり」と話すが、「10点以下の場合は“隠れ貧困予備軍”の可能性がある」と考えたほうがいいだろう。

<「隠れ貧困」判定チェックリスト>Q1.手取り年収はどれが一番近いですか?1500万円……5点1000万円……4点800万円……3点600万円……2点400万円……1点100万円……0点Q2.貯蓄額はどれが一番近いですか?1500万円……6点1000万円……5点700万円……4点500万円……3点300万円……2点150万円……1点なし……0点Q3.毎月の手取り収入からどれくらい貯蓄していますか?収入の30%……5点20%……4点10%……3点5%……2点0%……0点キャッシングしている……−1点Q4.住宅費(家賃、住宅ローン返済額など)は毎月の手取り収入のどれくらいですか?(親と同居、返済済みなどで)かかっていない……5点収入の10%……3点20%……2点30%……1点40%……0点★トータルで10点以下は「隠れ貧困」の可能性あり!◆あなたの隠れ貧困タイプは? 精神科医の春日武彦氏は隠れ貧困を4つのタイプに分類した。

それぞれの項目を見て、当てはまるものが多いのが自分の隠れ貧困タイプと言える。

これ以外にも、修繕積立金の値上げや親の介護など、不可抗力ではあるが、想定できたはずの出費で隠れ貧困に陥る「無計画出費」タイプもある。

予備軍はいつ下流に転落してもおかしくない。

<「隠れ貧困」の4つのタイプ>●見えっ張り消費・子供は私立に行かせたい・海外ブランドの家具や家電がある・セールやキャンペーンが好き・フードプロセッサーを持っている・年1回くらいは海外旅行に行きたい浪費は「他人から羨まれる振る舞いである」と考える人がこのタイプ。

勝ち負けに敏感だが、それを自分で認めようとはせず、外見ばかりを取り繕おうとする人に多い●ズボラ無駄遣い・駅の自動改札でひっかかったことがある・家計簿をつけていない・スマホの画面を割ったことがある・毎月の貯蓄額を決めていない・ケータイのプランをしばらく見直していない現状をしっかり把握できていない、見て見ぬふりをしているタイプ。

そのだらしない性格は、Suicaの残額を把握していないなど、日常生活でも表面化する●ストレス浪費・ピンときたら即決で買うことがある・何となくコンビニに立ち寄ったことがある・帰宅すると、とりあえずテレビをつける・晩酌をすることが多い・百貨店や高級スーパーで買い物をするストレスや将来不安が強く、そこから目をそらすために無駄遣いに走ってしまう。

また、寂しさなどによる心の隙間を埋めようと浪費してしまう人もこのタイプ●こだわり散財・色違いや同じような服や靴を持っている・有機や海外産など食の品質にこだわりたい・ウォーターサーバーを使ったことがある・加湿器や空気清浄機がある・出前の寿司を取ったことがある収入が多いから散財できるのだが、収入がなくなったら「いつでも無駄遣いをやめられる」と高をくくっている人が多い。

貯蓄のない現状には見て見ぬふりをしている★多く当てはまるものが自分の「隠れ貧困」タイプ!【荻原博子氏】経済ジャーナリスト。

難しい経済と複雑なお金の仕組みを、生活に根ざしてわかりやすく解説する第一人者として活躍。

著書に『隠れ貧困』(朝日新聞出版)など【春日武彦氏】精神科医。

都立中部総合精神保健福祉センター、都立松沢病院部長、都立墨東病院精神科部長などを経て、医療法人社団成仁病院に顧問として勤務アンケート/エコンテ リサーチプラス― 中流家庭を蝕む[隠れ貧困] ―

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posted by gorimi at 10:00 | 隠れ貧困 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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